- コスパ最強ネットワークカメラTP-Link Tapo C225をレビュー
- 取扱説明書だけではわからない実際の設定手順や使用感をご紹介します
- 2ヵ月長期使用してわかった良いところ・悪いところは?
ネットワークカメラとは?今回紹介するTapo C225の特徴は?
ネットワークカメラとは?
ネットワークカメラとは、インターネットに接続できるカメラです。インターネットを通じて、いつでもどこでもリアルタイム/録画で映像を確認できます。別名IPカメラ、Wi-Fiカメラとも呼ぶことがあります。
ネットワークカメラの用途として、ご自宅や事務所の防犯/セキュリティ対策、赤ちゃんやペットのモニタリングなどに使われることが多いです。
ネットワークカメラTapo C225の特徴は?
TP-Link Tapo C225は、パンチルト(首振り)と自動追尾機能に対応したWi-Fiカメラです。4MP(2K QHD)の高画質で鮮明な映像を撮影できます。スマートAIを搭載した賢いカメラです。さらにデザイン性もGood!今回は、このカメラの特徴や使い方、メリットやデメリットなどを詳しくレビューしていきます。
Tapo C225の実機開封レビュー
TP-Link様よりTapo C225の実機をご提供いただいたので、まずは開封レビューしていきたいと思います。こちらが箱の中身・同梱物です。
- Tapo C225本体
- 電源アダプター
- かんたん設定ガイド
- 取り付け用ねじセット
- 位置決めシール
- 台座
取り付けに必要なねじや台座も付属しているので、基本的には別途部品を購入する必要がありません!
続いて、本体を見ていきましょう。Tapo C225の本体は以下のような感じで、スタイリッシュなデザインです。
レンズの下にある白いボタンはフィジカルプライバシーモードのスイッチです。このボタンを押すと、下図のようにレンズが下向きに回転して隠れます。物理的に隠れるので、カメラに映りたくないときなど安心感があります。
例えば、着替えをするとき、大切なものを片づけているときなど…家の中ではたとえ家族であっても見られたくないことがありますよね。そんなときに大活躍!
背面にはスピーカー、マイク、電源アダプターの差し込み口があります。
Tapo C225の設定方法
ここではTapo C225の設定手順をご紹介します。
①アプリのインストール
Tapo C225の初期設定、およびカメラ映像を見るには専用アプリが必要です。まずは、Tapoアプリを以下リンクからインストールします。
②アプリの指示に従って初期設定を進める
あとはTapoアプリの指示に従って、設定するだけです。
カメラをネットワーク(Wi-Fi)に接続し、設置場所やデバイスの名前を設定して、完了!
Tapoアプリの使い方
録画映像はmicroSDカード(最大512GB・別売)またはTapo Careのクラウドストレージサービスを利用して保存することができます。
カメラを複数台設置した場合でも管理しやすいように、カメラの名称・場所(リビング、寝室、キャットタワー、ベビールーム…)を設定できるのも良いところです。なお、1つのアプリで最大32台のカメラを登録・管理できる仕様です。アプリ画面では4台の映像を一括で確認できます!
※取扱説明書はこちらから:TP-Link Tapo C225 説明書Tapo C225の特徴
パンチルト&スマートトラッキング機能
Tapo C225は水平方向360°、垂直方向149°の首振りに対応しています。これによりたった1台のカメラで広範囲の撮影が可能です。上下左右の操作はTapoアプリから自由自在にできます。また、スマートトラッキング機能によって、移動する人や動物などを自動で追尾することもできます。高性能モーターにより1秒間で最大120°の回転が可能なので、対象物を見逃さないように追従してくれます。
4MPの高解像度
Tapo C225は4MP(2K QHD)の解像度に対応。F1.6の大口径レンズを搭載し、暗い場所でも高画質の映像を実現します。スターライトセンサーも搭載されており、ナイトビジョンモードでは850nm IR LEDと940nm IR LEDの2つのLEDに対応しています。940nm IR LEDは目に見えないので、お休み中のお子さんやペットの見守りにも最適です。
スマートAI検知&通知
Tapo C225はスマートAIが人物・ペット・車両だけでなく、大きな音も認識し、必要に応じてスマートフォンに通知します。人物検知ではカメラが人の動きを捉えたら通知を受け取ることができます。また、ベータ機能としてガラス破損音や犬/猫の鳴き声認識、さらにはジェスチャー検知や表情検知などの新機能もどんどん追加される予定です。
アラート機能
Tapo C225は不審な人物を検知した際に効果音とライトで警告するアラート機能も持っています。アラート機能が発動すると、カメラからサイレン音やドアベル音などが鳴り、LEDライトも点滅します。これにより不審者を威嚇したり、周囲へ注意を喚起したりすることができます。
双方向通話
Tapo C225はカメラだけでなく、マイクとスピーカーを内蔵しているため、双方向に通話することができます。
選べる録画ストレージ
Tapo C225は録画映像をmicroSDカード(最大512GB・別売り)またはTapo Careのクラウドストレージサービスを使用して保存することができます。Tapo Careはクラウド上に録画できる、サブスクリプションサービスですが、30日間無料体験があります。
Tapo C225のスペック・仕様
解像度 | 2K QHD / 4MP(2560×1440 px) |
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カメラ視野 | 水平360°垂直149° |
音声通話 | 双方向通話(マイク・スピーカー内蔵) |
セキュリティ | SSL/TLSによる128 ビット AES 暗号化 |
Wi-Fiプロトコル | IEEE 802.11b/g/n (2.4 GHz) |
ワイヤレスセキュリティ | WPA/WPA2-PSK |
アクティビティ通知 | 動作検知・人物検知・ライン通過検知・カメラタンパリング・赤ちゃんの泣き声検知・車両検知・ペット検知・猫の鳴き声検知・犬の鳴き声検知・ガラス破損音検知・煙感知器音検知(対応予定) |
保証 | 業界最長クラス3年間 |
Tapo C225のメリット/デメリット
Tapo C225のメリット
Tapo C225は低価格ながら高性能なWi-Fiカメラです。
- 4MP(2K QHD)の高画質で鮮明な映像を見られる
- たった1台で広範囲を見渡せる(パンチルト・スマートトラッキング機能)
- スマートAI搭載で防犯(※)や異変を通知してくれる
- もちろん、双方向通話や録画機能にも対応
- かんたん設定なので説明書を読まなくてもアプリに頼ればOK
Tapo C225のデメリット
Tapo C225は優れたWi-Fiカメラですが、正直に言うとデメリットもあります。
- 電源コード必須なのでコードレスではない
- Wi-Fi 5GHz帯域には対応していない
- クラウドストレージサービスTapo Careは有償である
Tapo C225のレビューまとめ・評価
今回はTapo C225をご紹介しました。パンチルト&スマートトラッキング機能や4MP(2K QHD)の高画質など、低価格ながら高性能なネットワークカメラです。お子様やペットの見守りや防犯用途などに活用してみてください。
Tapo C225 評価点数
Tapo C225: 5点満点中 4.5点
- 電源コード付属品なのでコードレスではない(-0.25点)
- 5GHz帯域には対応していない(-0.25点)
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