TP-Link Archer TBE400UH レビュー | Wi-Fi 7対応USB子機の実力を徹底検証
- 次世代のWi-Fi 7対応！最大6.5Gbpsの高速通信！
- コスパ最強のTP-Link Archer TBE400UH（BE6500）の特徴や性能を徹底解説！
- 4K/8Kストリーミングやオンラインゲームに最適なUSB子機の実力を検証！
- 競合製品との比較もご紹介！
はじめに
みなさん、こんにちは！
近年、パソコンなどでインターネットはなくてはならない存在だと思います。ですが、「Wi-Fiルーターを新しいものに買い替えたけど通信速度が速くならない」「使っているPCが古くて新しいWi-Fi規格に対応していない」なんてことありませんか？
今回は、そんな方におススメの簡単にWi-Fiの速度を向上させる子機TP-Link Archer TBE400UHをご紹介します。
Archer TBE400UH 製品概要
次世代Wi-Fi 7対応！次世代の超高速通信
TP-Link Archer TBE400UHは、古いPCを最新のWi-Fi 7環境にアップグレードできる革新的なUSB子機です。
Wi-Fi 7規格の普及とともに、より高速なインターネット接続への需要が高まっています。TP-Link Archer TBE400UHは、Wi-Fi 6やそれ以前の規格しか対応していないPCを、最新のWi-Fi 7環境に対応させることができる画期的なUSB子機です。
Wi-Fi 7はどのくらい高速なのか？
| Wi-Fi規格 | 最大理論速度 | 周波数帯 |
|---|---|---|
| Wi-Fi 7 | 〜6.5Gbps | 2.4 / 5 / 6GHz |
| Wi-Fi 6E | 〜6.0Gbps | 2.4 / 5 / 6GHz |
| Wi-Fi 6 | 〜3.0Gbps | 2.4 / 5GHz |
| Wi-Fi 5 | 〜1.9Gbps | 2.4 / 5GHz |
安定したトライバンド接続
2.4GHz、5GHz、6GHzのトライバンドに対応しており、環境に応じて最適な帯域を選択できます。特に混雑しがちな5GHz帯でも、6GHzを活用することで安定した通信が可能になります。また、MLO（Multi-Link Operation）によって複数の周波数帯を同時に利用し、より低遅延で快適なデータ通信を実現します。
MU-MIMOによる同時接続の強化
MU-MIMO技術を採用しており、複数のデバイスと同時に安定した通信が可能です。これにより、家庭内で複数人がストリーミングやオンラインゲームをしていても、遅延が発生しにくく、快適な通信環境を維持できます。
OFDMAで効率的なデータ転送
OFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access)対応ルーターと組み合わせることで、より効率的なデータ転送が実現できます。複数の小規模なデータパケットを同時に処理できるため、動画視聴やゲームプレイ時にラグがほとんど発生せず、スムーズな通信体験を提供します。
Archer TBE400UH 仕様・スペック
TP-Link Archer TBE400UHのスペックをご紹介します。最大通信速度は2,882 Mbpsの誇ります。また、最新のWindows 11にも対応しています。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 製品名 | TP-Link Archer TBE400UH |
| Wi-Fi規格 | IEEE 802.11a/b/g/n/ac/ax/be（Wi-Fi 7対応） |
| 最大通信速度 | 6GHz帯：2,882Mbps 5GHz帯：2,882Mbps 2.4GHz帯：688Mbps |
| アンテナ | トライバンドアンテナ×2（角度調整可能） |
| 接続インターフェース | USB 3.0 |
| セキュリティ | WEP、WPA/WPA2/WPA3、WPA-PSK/WPA2-PSK |
| 対応OS | Windows 10（32bit/64bit） Windows 11（64bit） |
| 本体サイズ | 30 × 17.7 × 107 mm |
| 動作温度 | 0℃～40℃ |
Archer TBE400UH 開封レビュー
TP-Link Archer TBE400UHの実機を開封していきましょう。
パッケージは黒を基調としたデザインで、製品の特徴が分かりやすく記載されています。
パッケージ内容
開封時の第一印象は、想像以上にしっかりとしていました。
本体は思っていたよりもコンパクトで、USB子機としては適度なサイズ感です。付属の1.2m延長ケーブル付きの台座は、デスクトップPCで私用する際に使えそうです。
- Archer TBE400UH本体
- クイックインストールガイド
- USB 3.0台座（1.2m延長ケーブル付き）
- そのほか説明書類
本体デザイン・外観
Archer TBE400UHはブラックとシルバーで構成されたシンプルなデザイン。本体中央には控えめなTP-Linkロゴが配置されています。指紋が目立ちにくいのも嬉しいポイントです。
2本のアンテナは開閉することができます。Wi-Fiの電波状況に応じて調整可能です。しっかりとした作りで固定感も良好です。
背面には通気用のスリットが設けられており、熱マネジメントも考慮した設計になっています。
USB延長ケーブル 兼 台座は、本体と同色の黒色になっています。ケーブルは丈夫で耐久性に優れています。
この延長ケーブルを使えば、本体をPC本体から離して自由な位置に配置でき、アンテナの角度も調整しやすくなります。
背面から見るとこんな感じです。一体感のあるカッコいいデザインです。
Archer TBE400UH 初期設定
セットアップは簡単な３ステップです。
1. PCに接続
２つの接続方法があります。PCまでの距離やルーターの離れ具合に応じて、選んでください。
直接接続
延長ケーブルで接続
2. ドライバーのインストール
- 「マイコンピュータ」または「このPC」を開きます。
- TP-Link CD-ROMを選択し、SetupInstall.exeを実行してドライバーをインストールします。
※インストールが開始されない場合は、TP-Link公式サイトからドライバーをダウンロードして実行してください。
3. ワイヤレスネットワークに接続
- タスクバーのネットワークアイコンをクリックします。
- Wi-Fiネットワークを選択し、「接続」をクリックします。
- Wi-Fiのパスワードを入力してください。
Archer TBE400UH 性能テスト結果
テスト環境
- 環境: 一般的な住宅
- ルーター: Wi-Fi 7対応機種
- 測定ツール: Speedtest by Ookla
- 距離: 約5m
実測速度比較
| 測定条件 | PC内蔵Wi-Fi | TBE400UH | 向上率 |
|---|---|---|---|
| 5GHz帯 | 250Mbps | 340Mbps | +92% |
| 6GHz帯 | 非対応 | 400Mbps | - |
競合製品との比較
| 製品 | TP-Link TBE400UH | ELECOM WDC-BE28TU3-B |
|---|---|---|
| Wi-Fi規格 | Wi-Fi 7 IEEE 802.11a/b/g/n/ac/ax/be |
Wi-Fi 7 IEEE 802.11a/b/g/n/ac/ax/be |
| 最大速度 | 6.5Gbps | 2.8Gbps |
| 接続方式 | USB 3.0 | USB 3.0 |
| 定価 | ¥10,780（税込） | ¥16,005（税込） |
| Amazon価格 | ¥9,800 | ￥8,809 |
| アンテナ | 高性能トライバンドアンテナ×2 | 内蔵アンテナ送受信×2 |
| コスパ | ★★★★★ | ★★★☆☆ |
Archer TBE400UH はコストパフォーマンスGOOD
- Wi-Fi 7対応製品中で最も手頃な価格（¥9,800）
- 延長USBケーブル付きで配置自由
Archer TBE400UHレビューまとめ｜Wi-Fi 7対応USB子機の実力とは？
総合評価: 4.5 / 5
コストパフォーマンスと性能のバランスが非常に優秀。USB子機でここまでのパフォーマンスが出るのは驚きです。
おすすめのユーザー
- Wi-Fi 7環境を手軽に導入したい方
- 簡単に次世代の高速通信を体験したい方
- インターネットやゲームで通信速度が遅いことを悩んでいる方
注意点
- 通信速度はWi-Fiルーター親機の性能や使用環境に依存
まとめ
Archer TBE400UHは、最新のWi-Fi 7を誰でも簡単に体験できるUSB子機です。実際の使用でも高速かつ安定した通信を実現し、 動画視聴やゲーム用途にも十分対応可能でした。価格も手頃で、特にコスパを重視する方にとっては非常に魅力的な選択肢です。
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