この記事の内容
  • 次世代のWi-Fi 7対応!最大3.6Gbpsの超高速通信を実現!
  • コスパ最強のTP-Link Deco BE22の特徴や性能を徹底解説!
  • 4K/8Kストリーミングやオンラインゲームに最適なメッシュWi-Fiの実力を検証!
  • 類似の競合製品との比較もご紹介!

TP-Link Deco BE22とは?Wi-Fi 7メッシュの新定番

TP-Link Deco BE22は、2025年8月に発売された最新のWi-Fi 7対応メッシュシステムです。従来のWi-Fi 6から大幅に進化し、最大3.6Gbps(5GHz:2882Mbps + 2.4GHz:688Mbps)の高速通信を実現しています。


メッシュWi-Fiとは、複数のアクセスポイントを設置することで、家じゅうの隅々まで途切れない安定したWi-Fi環境を構築できるシステムです。従来の中継器とは異なり、複数のユニットが連携して1つのネットワークを形成するため、部屋を移動しても自動的に最適なアクセスポイントに接続されます。


今回ご紹介する Deco BE22は、TP-LinkのDecoシリーズの中でもエントリーモデルに位置付けられており、2台セットで実売価格は約25,800円と、Wi-Fi 7対応製品としては非常にコストパフォーマンスに優れています。

主な仕様とスペック

まずは、TP-Link Deco BE22(BE3600)の主な仕様を確認していきましょう。ハイエンド機ほどの性能は求めないものの、一軒家などで使用する一般ユーザーにとって、性能・価格・安定性のバランスが非常に良いモデルとなっています。


TP-Link Deco BE22 主要スペック
項目 仕様
Wi-Fi規格 Wi-Fi 7(IEEE 802.11be)
Wi-Fi 6(IEEE 802.11ax)
Wi-Fi 5(IEEE 802.11ac)
Wi-Fi 4(IEEE 802.11n)
最大通信速度 合計3.6Gbps
・5GHz: 2882Mbps
・2.4GHz: 688Mbps
ストリーム数 4ストリーム
アンテナ 高性能内蔵アンテナ×4
有線LANポート 1.0Gbps×2(WAN/LAN 自動判別)
接続可能台数 最大150台以上
対応機能 ・MLO(Multi-Link Operation)
・4K-QAM
・AIメッシュローミング
・有線&無線バックホール
・TP-Link HomeShield
・MU-MIMO
・OFDMA
セキュリティ WPA3、WPA2、WPA
IPv6対応 ○(IPv6 IPoE、DS-Lite、MAP-E対応)
VPN機能 ○(OpenVPN、PPTP、L2TP/IPSec)
音声操作 Amazon Alexa、Googleアシスタント対応
サイズ 直径150mm × 高さ62mm
価格 1パック(税込13,800円)
2パック(税込25,800円)
発売日 2025年8月27日(水)

TP-Link Deco BE22 開封の儀

それでは実際に開封していきましょう。今回は、Deco BE22(2台パック)を用意しました。


パッケージは落ち着きのあるシンプルなデザインです。

開封と同梱物のチェック

同梱物は必要最低限です。

本体2台、電源アダプター、LANケーブルが1本、そして説明書類が入っています。LANケーブルは1本のみの同梱となっているため、有線バックホールで2台目も接続したい場合は別途用意する必要があります。配線をごちゃごちゃさせたくない方は、同梱されている1本だけで問題ないです。

同梱物
  • Deco BE22本体×2台
  • 電源アダプター×2個
  • LANケーブル×1本
  • クイックインストールガイド
  • その他説明書類

本体外観とデザインをチェック

こちらがDeco BE22の本体ですが、シンプルで柔らかいデザインの筐体になっています。

直径150mm、高さ62mmと、Wi-Fi 7対応ルーターとしては非常にコンパクトにまとまっています。従来のゴツゴツとしたルーターとは異なり、インテリアに溶け込むシンプルで洗練されたデザインです。

本体カラーはマットな質感のホワイト一色。リビングやデスク上に置いても違和感がなく、むしろおしゃれなインテリア小物のような雰囲気すら感じられます。

真横から見ても、一見、Wi-Fiルーターには見えないですね。

なお、アンテナは内蔵されており、外部アンテナは一切ありません。そのため見た目が非常にスッキリしており、どこに置いても邪魔になりません。

底面は、しっかりと熱を逃がす構造になっています。

また、背面には、WPSボタン、WAN/LANポート×2、電源ポートが備わっています。WAN/LANポートポートは自動判別機能を搭載しており、どちらにインターネット回線を接続してもOK。初心者でも迷うことなく設定できる配慮が嬉しいポイントです。

TP-Link Deco BE22の注目機能

Deco BE22は、Wi-Fi 7対応のエントリークラスでありながら、通信の安定性・速度・接続台数・セキュリティのすべてを高水準で実現したメッシュWi-Fiです。特に「安定して速い」「家中どこでも切れにくい」という点に重点を置いた設計が特徴です。

Wi-Fi 7の新技術「MLO」で安定性が向上

Deco BE22の最大の特徴は、Wi-Fi 7の新技術「MLO(Multi-Link Operation)」に対応している点です。MLOは、複数の周波数帯域(2.4GHzと5GHz)を同時に使用してデータを送受信できる革新的な技術です。

従来のWi-Fi 6/6Eでは、2.4GHzか5GHz(または6GHz)のいずれか一方の帯域しか同時に使用できませんでしたが、MLO技術により両方の帯域を同時に活用することで、通信の安定性が大幅に向上します。

4K-QAMで理論値3.6Gbpsを実現

Wi-Fi 7では新たな変調方式「4K-QAM(4096-QAM)」が採用され、従来のWi-Fi 6の1024-QAMから約4倍の情報量を一度に送信できるようになり、これにより理論上の最大通信速度が大幅に向上しています。

Deco BE22では、5GHz帯で最大2882Mbps、2.4GHz帯で最大688Mbpsの合計3.6Gbpsの通信速度を実現します。

AIメッシュローミングで移動もシームレス&150台以上接続

Deco BE22には「AIメッシュローミング」機能が搭載されています。これは、利用状況を学習しながら、常に最適なアクセスポイントへ自動で接続を切り替えてくれる機能です。

例えば、リビングから寝室に移動する際、従来は途切れてしまったりする場合がありましたが、Deco BE22なら、通信が途切れにくく、ビデオ通話やオンラインゲーム中でもストレスを感じにくいのが特長です。

また、Deco BE22は、最大150台以上のデバイスを同時接続できます。スマートフォン、タブレット、PC、スマート家電、IoTデバイスなど、家中のあらゆるデバイスを安定して接続できます。

HomeShieldで家族を守るセキュリティ機能

Deco BE22には、TP-Link独自のセキュリティサービス「HomeShield」が標準搭載されています。

有料のHomeShield Proにアップグレードすると、リアルタイムIoT保護、悪意のあるサイトのブロック、侵入防止システム、より高度なペアレンタルコントロールなどが利用可能になります。特に小さなお子様がいる家庭では、インターネット利用時間の制限や不適切なコンテンツのフィルタリング機能が役に立ちます。

有線&無線の混合バックホール対応

Deco BE22では、メッシュユニット間の通信(バックホール)に、有線LANと無線LANの両方を同時に利用できます。例えば、1階と2階を有線LANで接続しながら、離れた場所のユニットは無線で接続するといった柔軟な構成が可能です。

有線バックホールを使用することで、無線帯域を圧迫せず、クライアント端末により多くの帯域を割り当てられるため、メッシュシステム全体のパフォーマンスが向上します。

実際にセットアップして使ってみた

驚くほど簡単な初期設定

Deco BE22の設定は驚くほど簡単です。まず、スマートフォンに「TP-Link Deco」アプリ(iOS/Android対応)をダウンロードし、アプリの指示に従うだけで設定が完了します。

具体的な手順

  1. スマートフォンでDecoアプリを起動し、新しいネットワークを作成
  2. 1台目のDeco BE22をモデムとLANケーブルで接続し、電源にも接続する
  3. アプリでDecoユニット検出し、設置場所などを選択する
  4. インターネット接続タイプを自動判別(DS-Lite、MAP-E、PPPoEなど)
  5. Wi-FiネットワークのSSIDとパスワードを設定
  6. 1代目の設定が完了したら、2台目のDecoユニットを電源に接続すると、自動的に検出され追加される

所要時間は約5~10分程度。DS-LiteやMAP-Eなど素人にはよくわからない接続方式でも自動判別してくれるのが素晴らしいです。

2台目のユニットは、1台目の設定が完了した後に電源を入れるだけで自動的にメッシュネットワークに追加されます。追加のケーブル接続やボタン操作は一切不要で、本当に「置くだけ」です!

実測速度をチェック!

実際の使用環境で速度測定を行いました。テスト環境は木造2階建て住宅で、1階にモデムと Deco BE22の1台目を設置し、2階に2台目を設置しています。メッシュWi-Fiの効果を見るために、2台目を設置した場合と設置していない場合の速度も測定しました。

実測速度(単位:Mbps)
測定場所 上り速度 下り速度 Ping値
1階リビング(Deco 1台目横) 570 585 4ms
2階寝室(Deco 2台目設置) 480 520 6ms
2階寝室(Deco 2台目設置なし) 100 120 15ms

親機の近くでは上下ともに500Mbps超の高速通信を記録し、Wi-Fi接続でも十分な速度が出ています。また、2階にDecoを設置した場合でも、1階と大きく変わらない通信速度を維持できました。

一方で、2台目を設置しない場合は速度・Pingともに大きく低下しており、Deco BE22はメッシュ構成にすることで安定性の高さがはっきりと分かります。

100日以上使用した感想

実際に100日以上使用してみた感想をまとめます。結論から言うと、特に不具合も発生しておらず、快適です。最も印象的だったのは、部屋を移動しても通信が途切れない快適さです。リビングでビデオ会議をしながら2階に移動しても、接続が切れることはありませんでした。

オンラインゲームでもPing値は安定しており、ラグやパケットロスを感じる場面はほとんどありません。FPSゲームのように反応速度が重要な用途でも、従来のWi-Fi環境と比べて明らかに快適です。

また、スマートスピーカーやカメラといったIoTデバイスとの接続も安定していました。複数台での同時使用時も安定性は高く、家族複数人がスマートフォンやPCを使いながら、4K動画を再生していても速度低下は感じませんでした。

下記はDecoアプリのスクリーンショットですが、図も交えながらわかりやすいUI/UXであることがわかると思います。

ライバル機 vs Deco BE22|Wi-Fi 7メッシュの最適解は?

Deco BE22は、Wi-Fi 7という最新規格を「手の届く価格」に落とし込んだ戦略的モデルです。スペックの似通った製品群との違いを一覧表で示します。


Wi-Fi 7対応エントリー・ミドル機 比較表
製品名 バンド(速度) 有線ポート 価格(2台)
TP-Link Deco BE22 2.4+5GHz
(3.6Gbps)
1Gbps × 2 25,800円
TP-Link Deco BE25 2.4+5GHz
(3.6Gbps)
2.5Gbps × 2 31,680円
Amazon eero 7 2.4+5GHz
(最大1.8Gbps)
2.5Gbps×2 34,800円

Deco BE22 vs BE25:決め手は「光回線の速度」

同じDecoシリーズであるDeco BE22と上位モデルDeco BE25の最大の違いは、「有線LANポートの速度」です。

  • Deco BE22がおすすめの人: 一般的な「1ギガ光回線」を利用している方。
  • Deco BE25がおすすめの人: 「2ギガ・5ギガ光回線」を契約中で、有線接続の速度も妥協したくない方。

Deco BE22 vs Amazon eero 7:メッシュ構築のしやすさで選ぶ

Amazonから発売されているAmazon eero 7は、なんといってもAmazonブランドが魅力です。しかし、ネットワーク製品としての実績は世界シェアNo.1を誇るTP-LinkのDeco BE22に軍配が上がります。

また、Decoシリーズは専用アプリの操作性が非常に高く、初心者でも5分ほどで2台セットの設定が完了します。また、複数のDecoを組み合わせた際の接続の安定性は世界中で高く評価されています。

結論:こんな人はDeco BE22を買えば間違いなし!
  • 2階建て以上の戸建てや、部屋数が多いマンションに住んでいる
  • 難しい設定は抜きにして、アプリでパパッと繋げたい
  • 予算3万円以下で、最新のWi-Fi 7環境を2台セットで揃えたい

今ならAmazonでクーポン配布中の場合も!
最新価格をチェック↓

AmazonでDeco BE22の詳細を見る

こんな人におすすめ

TP-Link Deco BE22は、以下のような方に向いたメッシュWi-Fiシステムです。

戸建てや広めの住環境でWi-Fiが届きにくい方

2階建て以上の戸建て住宅や、間取りが複雑なマンションでは、単体ルーターだけでは電波が不安定になりがちです。 Deco BE22なら複数台設置により、家全体を安定したWi-Fi環境でカバーできます。

テレワークやオンライン会議を快適に行いたい方

家の中を移動しても通信が途切れにくく、オンライン会議や作業中の接続も安定します。 Deco BE22は、 安定性を重視したい方に向いています。

家族で同時にインターネットを使う家庭

スマートフォンやPC、動画視聴用のテレビ、IoT機器などを同時に使っても、 通信が不安定になりにくいのが特徴です。複数人で使う家庭でも安心して利用できます。

メッシュWi-Fiを手軽に導入したい方

初期設定はアプリから簡単に行え、日本語表示で操作も分かりやすいです。 Wi-Fi 7対応モデルの中では価格も比較的手頃で、初めてのメッシュWi-Fiにも選びやすい一台です。

まとめ:Wi-Fi 7メッシュの新定番、Deco BE22

TP-Link Deco BE22は、 Wi-Fi 7の最新技術を手頃な価格で体験できる、コストパフォーマンスに優れたメッシュWi-Fiシステムです。 最大3.6Gbpsの高速通信、MLOやAIメッシュローミングといった先進機能に加え、 2台セットで約25,800円という価格は、Wi-Fi 7対応製品の中でも際立っています。

設定の簡単さ、デザイン、通信の安定性、セキュリティ機能までバランスが良く、 初心者から上級者まで安心して使える一台です。

特に、2階建て以上の戸建て住宅や間取りの複雑なマンションで、 家じゅうを快適なWi-Fi環境にしたい方には、非常に相性の良いモデルと言えるでしょう。

唯一の弱点は有線ポートが1Gbpsまでという点ですが、ほとんどの家庭では実用上問題ありません。 より高速な有線環境が必要な場合は、上位モデルのDeco BE25という選択肢もあります。

「Wi-Fiの死角をなくしたい」「家族全員が快適に使える環境を整えたい」「Wi-Fi 7を試してみたい」 という方に、Deco BE22は自信を持っておすすめできる一台です。